市場に関係する人たちと流通の仕組み

私たちの生活は数多くの商材によって成り立っています。

卸売市場の役割は、生産者と消費者をつなげること。
各地で生産された商材をニーズに合わせてお届けしています。

市場の流通の仕組みについてまとめてみました。

卸売市場の一日の仕事

1

卸売市場に入荷

卸売業者が全国から荷 (=食品等)を集めます。
出荷者から卸売業に 販売を委託する場合と、卸売業者が買って販売する場合があります。

2

荷下ろし

全国からたくさんの種類・数の出荷品が卸売市場に届きます。
効率的に取引を行うため、品目や大きさ、等級ごとに分けて卸売場に並べられます。

3

売買取引

卸売業者が売り手となって、買い手(仲卸業者、売買参加者など)に卸売りをします。
「せり」や「相対取引」などの方法で取引数量・価格などを決めます。

4

販売、出荷

仲卸業者は、取引で買った商品を、販売先(八百屋やスーパー、飲食店など)からの注文を受けて、パッキング、小分け、配送を行います

卸売市場の機能

卸売市場は次の4つの大切な機能を持っています。

1 集荷・分荷

全国各地からたくさんの種類・数の商材を集めるとともに、販売先のニーズに合わせて、速やかに商材を分けます。

2 価格形成

公正な売買取引により、適正に価格が決められます。

3 代金決済

売買取引した物品の販売代金を決済しています。

4 情報受発信

日々の取引結果や、需要と供給に関わる情報を公表しています。