もともとは、市場で働く人のためのお店でした。
「市場ふくふく通り」は、正式名称を「関連商品売場棟」といい、ここで事業を行っている方を関係事業者といいます。
この場所は従来より、市場で働く人や、市場の利用者が必要とする物品やサービスを提供するための施設として利用されてきました。
・取扱品目以外の食糧卸売業(菓子、精肉など)
・飲食店、必要物品の販売業(包装資材など)
・食品加工業、金融業、清掃業など
場外の方々にも愛されるお店に
近年、市場利用者の減少等により関連事業者の売上が減少し、空き店舗が全体の3分の1となる中で、平成20年8月に既存の関連事業者が、これまでにない業態の店舗を新規に出店したことを契機に、関連商品売場棟に一般市民が来場できるようになったことをPRしたところ、マスコミに取り上げられることになりました。
来場者が増えていくことで、新しく出店する事業者が出てきました。
新しいお店がオープンすることで、さらに来場者が増えるという好循環となり、空き店舗の解消につながりました。
平成21年には、関連商品売場棟の中央通りの愛称を公募し、「市場ふくふく通り」という名称がつきました。今では「通り」だけでなく、関連商品売場棟の全体を示す意味として「ふくふく通り」が使われるようになり、知名度が向上しました。
市場で働く人を対象としたお店は、早朝から開店し、午前中には閉まる場合もあり、市場が休みの日曜日・祝日や、セリのない水曜日を店休日としていることがあります。
また、一般市民を対象としたお店では、日曜日・祝日でも営業してる場合があります。営業時間は、お店によってまちまちですが、午後3時には多くが閉まっています。